thrakt’s blog

行った所とかホビー系とかの話

2018年秋期感想

DOUBLE DECKER! ダグ&キリル

考えるな、気持ちがいい! とにかくテンポ感がよく、フランクな雰囲気と先が読めないスピーディな展開で毎週楽しんで見ていました。ナレーターが饒舌でキャラが立っており、話をどんどん進めて勢いがある。けれども、キャラクター同士の会話や引きの部分はしっかりやったり、緩急のつけ具合がとても良かった。これは相当練り上げられたテクニカルな脚本、演出だったのではないかと思います。
あとダグのキャラクターがすごい好き。あれこそまさに今風のハードボイルド! 感情をあまり表に出さず、かといってシリアスすぎるわけでもなく、力が抜けていて愛嬌もある。ただ時々の変化にも動じず粛々と状況に対応する、その姿勢こそがハードボイルドたる所以であると感じます。力が抜けているという点は作中のキャラクターにも共通していて、見ていてさわやかな印象を受けますね。
自分のハードボイルド観は前にやってた「ロング・グッドバイ」というドラマに大きく影響を受けていて、チャンドラーの小説をベースに舞台を日本にしたというなかなか思い切った面白いドラマなんですが、ダグはその主人公である増沢磐二に匹敵するハードボイルドキャラだと思っています。特に最初、ここ一番の見せ場で弾をあっさり外すシーンからそれを強く感じます。完璧な人間というわけではないが、三枚目でもない。動じず粛々と事にあたるというこの姿勢こそダグというキャラクターの真骨頂であるだろうと。

www6.nhk.or.jp

ただ最後の方はかなり駆け足で、すげー雑だったのも事実……まさか1クールで終わらせてくるとは思わなかったね。LGBT、AI倫理、ゲノム編集と結構面白いテーマも多く楽しんでいたのですが、色々よくばりすぎだったのではという感もあり。AIの記憶のコピーとクローン羊を対比させたのとか好きでした。とはいえ色々凝りつつも、普通の青年の成長譚やバディ物として十分面白いし楽しい。脚本も3Dシーンとかも新しいことをやっていこうという気概を強く感じる意欲的な作品だったのではないかと思います。総集編以降グダグダだったけどな。

GIOGIO

ディ・モールト良いッ!
クラブステップのキレがよく、よかった。

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2

名を虚淵玄という無法者。今回も虚淵玄が楽しそうで何よりでした。まさかあんなヤンデレ爆誕して話を全部持っていくなんて……。クソメガネの悪人の矜持もなかなか好きでした。武侠ものってこういう媒体だとなかなかないので楽しんでみています。
あと宝塚公園のLV行ったけどすげー良かった。演劇というメディアの違いもあり当然内容は結構変わっているけれど、よく考慮されていたと思います。舞台の特性を活かしてキャラクターもよく魅せていた。全員登場のRAIMEI歌唱のアツさ! あと紅ゆずるさんの凜雪鴉、本編より煽り力が高まっていて良かったです。紅子さんぱねぇっす。

ゴブリンスレイヤー

ゴウランガ!
かなり面白かった。正直完全に舐めてて、まぁ話題になってるし倉田さん脚本だから最初だけ見て切るかぐらいの感じだった、のだが……くっ悔しいッこんな最近流行りっぽいテンプレめいたメタファンタジーっぽい作品にッ!
特異な事をするなら後は全部王道に、そういう感じの作品でした。王道なので面白いね。元々TRPG畑から出てきた作品なのか、そのへんの経緯は知らんのですが、まぁそういうのを感じさせる演出も多くリスペクトを感じ良かったと思います。まぁエログロはどうかと思いますが、エンタメ性の強い良い作品だったと思います。最後の話はアツかった……。

INGRESS

ゲームやってた時の嫌な思い出が想起され口の中が酸っぱくなってつらいという感じだったんですが、話としては良くできていて面白かったです。設定をよくストーリーに取り込んでいた。お手本のような脚本みたいな印象。青と緑が協力して立ち向かう……世界平和……。

REdireD 刻越えのデリダ

80年代風ジュブナイルSFという狙いらしく、そのような作品だったと思います。わりと好きな作品でした。タイムライドとかそういうこまけぇこたぁいいんだよという姿勢、嫌いではないです。
近未来を扱っていて、時間遡行での人の心の機微とかも掘り下げられていて好きです。ポスト・アポカリプス物だし、ロードムービー的な見方もできる。
色々考えたたんですが、新城カズマ氏のサマー/タイム/トラベラーに方向性が近いかも。これもジュブナイルで、特に好きな本なんですよね。インタビューでは夏への扉を挙げられていて、最後の展開とかはそっちにも似ている気がする。

サマー/タイム/トラベラー (1) (ハヤカワ文庫JA)

サマー/タイム/トラベラー (1) (ハヤカワ文庫JA)

SAO

まぁ面白い。

禁書目録3期

そういえばこれも今期だったな! 上条さんのぼやきを聞きながら今西暦何年だったっけという気分になっていました。この辺は原作も読んでいた。何年前だ。
結局原作を思い出しながら同窓会に出ているような感慨になってきたので切ったわけですが、今のアニメ産業主要の世代はこれを見て楽しめるんだろうか……。