君は明治村を知っているか――それは建物好きのサンクチュアリィ……。名古屋にある名高い建物のテーマパーク、昭和大正のモダニズム建築が移築された夢の国にして文化施設なのだ! そして! 昨年ついに私も明治村への巡礼のたびに出かけたのである。
着いた! 現代の巡礼は路線バスという文明の力により、犬山駅から30分程度で行くことができるのです。
ワオッ
ワオオーッ!!! 入村して5分でこれです。卒倒しそう。村民役場とかがあり、村民になったりできます。
中にも入れます。そして村内はインフラが充実しており、鉄道路線も2つある。阪急マルーンを思わせる塗装が美しい。自分は時間がないので常に小走りで移動していました。比喩でなくマジで。
こういうのは端から全部周るっきゃねぇ! という事で小走りで教会へ。聖ヨハネ教会堂、京都にあった教会らしい。
ここの面白かった所は聖堂が二階にあるところで、尖塔っぽい部分の階段を登って上がっていくところでした。一階は遊び場っぽいスペースになっており、信仰が地域に根ざしていたであろう事が感じられ良かったです。写真を取りそこねた……。
登った! ところでステンドグラスって写真撮るの難しくないですかね。撮影技術の稚拙さは見逃して、脇の扉の装飾を見たい所。
聖堂部分、解説はいつも通り全部忘れてしまった……。照明とか可愛いですね。あとやはり屋根組に注目したい。すごい美しい造形をしています。
アップにするとこう。たまらん。
学習院長官舎。縁側いい……。木造っぽいですが、窓の構造から和館部分と洋館部分があるであろう事が見て取れます。
今ならマニュアルでピント合わせする方法わかるんだけどなーって感じです。
西郷従道邸。こう、海辺っぽい雰囲気がありますね。カジュアルに重要文化財がぽんぽん出てくる明治村、ヤバいぜ!
このバルコニーいいなぁ。正面もなかなかのイケメンです。建物は斜め45度が一番イケメンに見えるというのが持論ですが、まぁテンションがおかしいのでいろんな角度で撮っています。
中も見れます。外観も合わせてリゾートっぽい雰囲気。あと天井の装飾がかなり凝っていて豪勢でした。
内装や当時の生活、建物の使われ方の展示も多く、かなり力が入っています。ここは文豪の邸宅という事で、そういう小道具も多く雰囲気が楽しめます。
三重県庁舎。かなり大きいです。
かなり大きく天井も高い。
とにかくでかくて広いという建物でしたが、こういう天井の装飾とか細やかさを感じさせる物もありました。ある種の雑さの中にもこういった洒落っ気を感じさせる物もあり良かったです。