thrakt’s blog

行った所とかホビー系とかの話

上野 東京国立博物館 2018年2月

上野にある東京国立博物館に行ってきました。多分5回目くらい。

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やっぱり建物が好き。とりあえず中に入る前に一周……。

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表慶館いいよね……。赤坂の迎賓館にも似た鮮やかな緑色が印象的。東洋館にバルコニーがあって、ちょうど一望できるのは知りませんでした。

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東洋館初めて入ったんですが、中はこんな構造になってたなんて! 吹き抜け構造でえらいことになっとる。空間的にこれは素晴らしい。

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これたしか犬が掘り当てたやつだったような。深センの博物館に行った時も思ったんですが、この辺の印鑑好きはなんだろう。こういう厳つい印鑑はかっこよくで好きです。

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表慶館のアラビア展へ。ニュースで見たんだけど、なんかいろいろ初公開らしい。サウジアラビアも観光ビザ発行するようになるのだとか。これなんと常設展のチケットで見れます。行くっきゃねぇ!

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向こうの地方の昔のお金です。展示内容は、紀元前からの紅海の貿易の歴史、巡礼の歴史とそれらの遺物を扱った物でした。日本の宿場町っぽさも若干あり、人類の普遍性みたいなものを感じさせられました。

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お金も時代が進みこうなり、

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こうなっていく。

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やはり向こうの家畜はラクダなのだ。アジア圏でも牛で似たような置物があったりしますね。

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ヌッ

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アラビア語の成立にいたるまでの、様々な石碑の展示もあります。ステラとは石碑のことらしい。ここでは星ではない。

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時代が進むとかなり成熟してきて、今のアラビア語に近づいてきます。さながら魔法陣のような。ただ、このあたり展示が全部墓標で若干ためらわれる。

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さて表慶館。展示もいいんですが、もちろん建物もよいです。このドーム、柱の彫刻なども細かい。

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この展示室を移動するときに通る階段もいい。この曲線が優雅で、タイルの模様も美しい。

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展示は進み、17世紀前後へ。美しい織物! 何だったか忘れてしまった……。 こういうとこに文字が入り込むのが特徴な気がします。

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かなり手が込んでいる。なかなかの業物ですよこれは!

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メッカのカァバ神殿の、実際に使われてた扉だそうです。あの中心にある黒いところのものだと思われる。それが今目の前に。

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儀礼用の剣などもありました。オリエンタルな魅力がある。

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マスケット銃も飾り付き。どことなく地域性が出るものだなあ。

あと、王家用クルアーンの展示などもありました。めちゃめちゃ豪華で、アブドゥル・アルハザードの著した本と言われても納得そうな感じの重厚さで良かった。

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外には文化体験コーナーもあり、コーヒーを配っていました。コーヒーというよりは、スパイスの効いた紅茶という感じでなかなかおいしい。真ん中にあるスパイスが全部入ってるらしい。どうでもいいんですが、配ってた向こうの人っぽいお兄さんが愛嬌があってイケメン感がすごかった。

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当然本館も寄っていきます。この階段を上るのがすごく好き。震えるほど好き。毎回感動に震えながら上っています。本当はスーツとかバシっと決めて来たい。

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VIPルーム。普段は空いてなかったら気がするんだけど……。壁紙が文字通り輝いていてめちゃめちゃ豪華。

本館はいい加減何回も来ているので、大体コースが決まってきます。とりあえず根付コレションをチェックして、順番にまわっていく。最初の方の土器とか巻物は大体もう見てるので、裏に梵字が書いとるな! とか確認しながら足早に済ませる。やはり中盤以降、江戸時代に入ってから。華やかさもあり、展示の入れ替わりも多く見ごたえがあるように思います。

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屏風絵など、時期的に新年にかかわるものが多かった印象です。新年の詩詠会の、俳句の書かれた色紙みたいなのとか。

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着る毛布は江戸時代にもあったのだなぁ。

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浮世絵の展示は雪関係が多かった。これはかつての日本橋。ちょうど大雪の後でものすごくタイムリー。やはり定期的に来ておかないとなーとは思います。

作は歌川広重。某ゲームで葛飾親子に期待値2をすり抜けられ、ならば作品でも見ようかと思っていましたがタイミング合わず。つくづく縁がない……。まだまだ下町っ子として認めてもらえないようです。

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そんな中から驚いた1枚。こちら亀戸の梅屋敷です。すごい水浸し! ほんとにこの辺土地が低かったんだな。例年この時期亀戸天神で梅祭りをやっていますが、昔から続いているのでしょうか。東京の地理に少し詳しくなると、この辺がもっと楽しくなる。

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井の頭の弁財天だそうです。この前ブラタモリでやってたとこだ。しんしんと雪が降る様子が伝わってくる。

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本館もやっぱり建物に見所が多い。この扉とか激シブじゃないですか! ここからバルコニーに出られるようになっています。裏庭は桜の名所で、春になると一般公開されます。いろんな種類があってなかなか楽しくオススメです。

一階には仏像や刀剣の展示が多い。堀川国広しかわからぬ。浅間神社に奉納されていたという宝剣がよかったです。ちょうど刀剣鑑賞の歴史という特集もあり賑わっていました。曰く、"刀剣の鑑賞は、見どころが抽象的で、その特徴を表現することばも、日常生活では使わない用語が多く理解するのが困難です。しかしながら、先人たちは刀剣の美を尊重し、特殊な用語を駆使して理解しようと試みてきました。"との事。であれば、刀剣の美や歴史を付喪神として擬人化し表現するというのもまた、現代的な刀剣鑑賞の1つの在り方なのではないかと思いました。

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一階の最後のほうには近現代のものも展示されています。古いからいいというのでなく、美しく価値があるからよいのだという姿勢が良い。

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夜の表慶館、ライトアップされてまた別の魅力があり良い。今回知ったんですが、東京国立博物館は結構夜間開館に力を入れているようです。

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本館もライトアップされてこの通り。なかなか充実したひとときでした。この内容で620円! 特別展込で高いという印象がままありますが、かなりリーズナブルなのでは。