ITエンジニアとして生き残るための「対人力」の高め方

コミュニケーションの取り方に関する本で、いろいろなコミュニケーションの例を会話形式であげて解説していく本でした。わかりやすい。社内編・社外編でわかれていて全部で30ケース、社外編は交渉や折衝が多く、社内編はチームビルディング的な内容でした。

SIer的な価値観がベースなのでちょっと引いてしまう所もありましたが、わりと当たり前の事が書いてあります。それがなかなかできていない。リーダブルコード的に、もう一度当たり前に立ち返って見直すのに良い内容だったと思います。


以下印象に残ったものをピックアップ。

case03 提案書は誰のため?
“文書は、相手に何らかの行動を起こしてくれることを目的として作成するもの”

つい情報を置いとくためだけに書いてしまいがちなので気をつけたい。

case05 技術者視点で説明しても伝わらない
“教育学者ジョン・ケラーのARCSモデル Attention(注意喚起: おや? と思わせる)、Relevance(関連性: 自分に関連があると思わせる)、Conidence(自信: 自分 にもできそうだと思わせる)、Satisfaction(満足: 自分にもできた!と思わせる)”

相手の立場に立ってとか、言うだけなら簡単だけどなかなか難しい。難しいで終わらせず、こういうテクニックを取り入れていくのが良いと思いました。AとRで、まず関心を持ってもらう事はできそう。

case08 中途半端に理解しない
“ついつい「わかった気」にならないよう、自分を戒めなければなりません。”

これは自分はやってしまいがちでした。虚栄心もあるし、安心感を与えたいという思いもある。気をつけよう。